更生事業

管路更生事業

地中から人々の暮らしを支える下水道管の中でも老朽化が進んだものをスピーディー且つ経済的に修復する管路更生事業を積極的に行っています。主に最新テクノロジーを結集した「光硬化」技術により、施工時の効率化を図っています。

排水管の寿命を延ばすリニューアル技術

-工法のご紹介-

光硬化工法

最先端テクノロジーを結集した「光硬化」技術により、本管ならびに取付管とその接合部を一体化(一袋化)させ、継ぎ目をなくすことで管路の性能を高めた管路再生工法です。施工性に優れ、現場条件に合わせて自在に展開できる上に施工設備のコンパクト化が図れます。

更生材

取付管口削孔工
耐酸性ガラス繊維(ロービングクロス(織物))と不飽和ポリエステル樹脂あるいはビニルエステル樹脂を使用しています。
取付管口削孔工
現在、シームレスライナーとアルファライナーの、2種類の更生材があり、管径や施工環境に応じて選ぶことができます。

UVライトトレイン

管内に引き込まれた更生材を圧縮空気で拡径した後、UVライトトレインを走行させ、更生材に光を照射して短時間に硬化させます。先端にはTVカメラを装着してあり、わずかな異常も見逃しません。

  • ◎管径に合わせた多様なサイズがラインナップ
  • ◎1度の施工に6~9 台を連結使用

UVライトトレインの画像

都市群を中心に進む地下水道の老朽化。

そこにはLCRの光が必要です。

1.引込工
引込工
既設管内に更生材を引き込み挿入します。
2. 拡径工
拡径工
圧縮空気で更生材を拡径します。
3. 硬化工
硬化工
UVライトトレインで光照射し更生材を硬化させます。
4. インナーフィルム除去工
取付管口削孔工
硬化後、インナーフィルムを除去します。
5. 取付管口穿孔工
ラテラルライナー形成工
更生材の両端部を切断後、管内から取付管口の穿孔を行います。

SPR工法

適用管径:250mm~5,000mm
既設管内に塩ビ更生管をスパイラル(らせん)状に製管。開削せず、通水したままのスピーディ施工が可能です。
形状の自由度も高く、小口径から大口径まで対応できる管渠更生工法です。

  1. 工程1
  2. 工程2
  3. 工程3

オメガライナー工法

適用管径:150mm~450mm
形状記憶性のある塩ビパイプを既設管に挿入し、蒸気により加熱・復元・密着させる更生工法です。
小口径の管更生に適しています。

  1. 工程1
  2. 工程2
  3. 工程3

-実績-

工事名称 西部方面管理事務所管内幹線下水管渠更生工事(24-1)
発注者 大阪市
工期着手日 平成24年9月24日
工期完成日 平成25年3月31日
工事名称 粉浜~浜口幹線下水管渠更生工事
発注者 大阪市
工期着手日 平成22年11月4日
工期完成日 平成23年5月31日
工事名称 西部下水道管理事務所管内下水管渠更生工事(21-5)
発注者 大阪市
工期着手日 平成21年9月17日
工期完成日 平成22年3月31日
工事名称 中崎~北野幹線下水管渠更生工事(その10)
発注者 大阪市
工期 平成21年4月30日

チェック

排水管 大丈夫ですか?

老朽化した排水管は土壌汚染、環境汚染につながります。環境問題が深刻化している現代において、施設管理は重要な課題といえるでしょう。
しかし、地中にある排水管を取り替えるのは容易なことではありません。
そこで、「管路更生」という技術が生まれました。既存の管を取り替えることなく再利用します。建物に傷をつけない省資源・省エネ工法です。

昭和30年代にひかれたパイプラインがそろそろ寿命を迎え始めています。 まずは、カメラ調査で管内部に破損や歪みがみられないかチェックしませんか?お気軽にお問い合せください。

お電話でのお問合せ ▶ 06-6647-0310

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